みなさん、こんにちは。
Azumiです。
最近、仲良くなったお友達と
花火を見にいったんですが
その時の出来事を記しておきたいので
今日は忘れないうちに。
そのお友達はイラン出身で
私にとって、未知の国のひと。
ちなみに世界地図の位置関係はこう↓
イランって、サウジと並ぶほど、結構大きい国なんですね。

「君は何ビザを持ってるの?」
と聞かれた時に
「ワーキングホリデービザだよ」
と答えたのですが
「僕はビザが発給されなかったから、難民だよ。」
と教えてくれたんです。
思わずびっくりして
バスの中で「えっ!!!」と
言ってしまいました(本当にびっくりした時のリアクションは日本語)。
びっくりした様子の私に
「でも不法入国じゃないから安心して」と説明する彼。
要は、カナダに来る前に申請したけれども
事前に発給されなかったため
とりあえず来て
再度空港で難民申請をし認可されたとのこと。
「ちゃんとカナダ政府から許可されているからね」
と、証明書のようなカードも見せてくれました。
彼曰く、みんな、そうしているらしい…。
「そっか、ビザがスムーズに発給されるってすごいことなんだ」
「カナダは移民の受け入れだけでなく、難民の受け入れも積極的に行なっているのか」
など、いろいろな考えが頭の中を巡り思考整理をする私に
どんどん自分のことを話してくる彼。
「70,000」
「これ、何の数字だと思う?」と聞かれ
「え、Shopping…?」と的外れすぎる答えをする私。
家族5人でカナダに来た当時にかかった費用だと説明してくれました。
日本円で約750万程度。
カナダにかける想いが、私のとまるで違います。
人生をかけての渡加です。
当日はもう一人、アフガニスタンのお友達が来る予定だったので
その子と話していた(書いていた)言語は
ペルシア語。
あの、右から左に流れる書体には
アラビア語とペルシア語があることを知りました。
カナダに来る前はロシアで5年間働いていたらしく
それもちょうどウクライナとの戦争が始まった時期と重なります。
聞きたいこと、気になることが多すぎます。
「僕の生い立ちは短時間では語りきれないから、また今度説明する」
と言われました。
学習欲の一番のエサ、好奇心をお預けにされました。
国民性なのか、彼の性格なのか、おそらく彼の性格からでしょう。
社交性が高いようで
道端でも道順や情報を聞いたり、
花火大会の会場で隣に居合わせたカナディアンに話しかけにいったり。
そこでもまた、自分のことを話しているんです。
「僕は難民なんだ」と。
それを聞いたカナディアンの反応も非常に面白くて。
「Oh, Good Choice! Canada, Not the States.」
トランプ氏が就任し、難民受け入れ停止をしたのが今年に入ってから。
ニュースでしか知らない出来事に直接的・間接的に関わりのある人が
今、目の前にいる。
世界の時事を身近に感じられました。
もう一人、アフガニスタンの友達が合流してからは
今度は彼の生い立ちを聞くことに。
話の途中、
「弟はタリバンに誘拐された」
と、また思わず息を呑むような発言が。
けど、命からがら逃げ出して
カナダに来る前はドイツで二人で暮らしていたとのこと(よかった…。)
なるほど、ドイツも難民受け入れ大国ですね。
今はカナダでは一人で暮らしているらしく、
「I miss my mom.」と呟いていました。
そんな話をしながら、花火が上がるのを待っていました。
普通だったら関わることができないであろう人との
目の前の交流と、その奇跡に感動していました。
すごいなカナダ。
私はやはり、世界で起きている問題が、身近に感じられる瞬間が
たまらなく好きなんだと
改めて感じた時間でした。
学習欲と親密、合わさって発揮される資質。
人間一人一人の違いを理解し、尊重したい個別化もありそうですね。
帰りは、ペルシアンレストランの前で大音量で流れる音楽に
吸い寄せられ・・・
自分のお気に入り&みんなが踊れそうな曲を彼自らリクエストし
踊り始めました(圧倒的社交…あと包含もある?)。
ノリノリで踊る人たちを見て、私も体を動かしたい衝動に駆られましたが
恥ずかしさが優って、参入できず(泣)
自分を解放していくのには、まだまだ時間がかかりそうです。
最後は周りにいたペルシアン女子たちに手を取られ、
手を繋いで輪を作り、踊りました。
カナダの中で「ペルシア人」というコミュニティがあることを
肌で感じた時間でした。
カナダポリスが、ギロリと見つめる中で。
コメント
すごい世界🌏😳
それを間近で体感しているあずちゃんもやっぱり行動しているからこその経験をしていてすごい!
それをこうやってシェアしてくれたことで、日本にいる私にも届いたわけで…💌✍️✨
心からありがとうの気持ち!
ゆっち!またまたコメントありがとう😆🙌
すごい世界だよね🌍✨
自分の身近に感じられたり、自分ごととして捉えることができれば
平和な世界が広がっていくなぁって思う🫶
自分が当たり前に思ってることが
当たり前ではないことに気づかせてくれた彼らに感謝🙏✨