みなさん、こんにちは。
前回の投稿から、少し時間が空きました。
6月に入ってから
ちょっと体調を崩したり
新しいことに挑戦したり
勤務日が変更になったりして
気づいたらなかなか書くための余白がない、
そんな日々を過ごしていました。
今日は最近あった出来事を通じて
感じたことを書いてみようと思います。
実は、最近
職場の同僚が全然笑顔じゃなくて
いつも不機嫌な様子が続いていたんですね。
「Hi, 〇〇」
って挨拶しても
作業の手を止めることなく
「Hi, Azumi。」
帰り際の挨拶もそうです。
在庫数の確認をする仕事があるのですが
それを頼まれる時も
目も合わせず
「Azumi, COUNT」
と一言。
紙とペンを机にペシっ_φ(・_・
「アメリカの入国審査ですか…」
と、思わずツッコミたくなるような
言い放ちっぷり。
税関を通る時に
“NEXT!”っ呼ばれる、アレです(あの人たち、絶対満たされてないよね)。
そんな彼女を
「あ〜満たされていないんだなぁ・・・。」
と客観的に見ている自分がいました。
それと同時に
おそらく私に対しても
何か言いたいことがあるんだろうなってことも
なんとなく態度から感じていました。
そんな状態がしばらく続いていたので
「私と仕事している時の〇〇、全然ハッピーじゃない…」
と、マネージャーにボソって言ったんです。
そしたら
「〇〇の前で、スマホ触ったでしょ」
って言われました。
ドキっ。
「I did…」
「I told you!」
私は時計をしていないので
時間を確認するためにスマホを開いたつもりが
ついSNSに手が伸びて見てしまった
ということがありました。
前にマネージャーに見つかった時は
「私はそこまで厳しくないけど、〇〇はそれが嫌いだからやっちゃダメだよ」
とは言われていたんです。
確かに、先週の日曜日にそれをやってしまいました。
その日、彼女に
「Azumi」
って呼ばれたことがあったのですが、
そのあとは特に指示とかはなく。
「なんで呼ばれたんだろう…?」
って一瞬、思ったのですが
「見てるよ」ってことだったのかって悟りました。
確かに、それはよくなかったなぁと反省しました。
でも、それからもう6日ほど経っています。
「思っていることがあるんだったら、直接言ってくれたらいいのに…」
って思いました。
その時に、気づいたんですよね。
満たされない気持ちは態度に滲み出る
話は変わりますが
私は今、シェアハウスで暮らしています。
ルームメイトの一人が
仕事の都合上、深夜1時過ぎに帰宅することが多く
使い始めたばかりの食洗機を
夜中の2時半に回し始めたことで
目が覚めてしまったんですね。
基本的に多くのシェアハウスでは
洗濯機の使用時間に制限を設けていたり
クワイエットタイムたるものを設けていたりするのですが
このお家はめずらしくルールが何もなく。
その上、カナダのシェアハウスのほとんどは木造で
とんでもなく壁が薄い・・・。
新しいルームメイトが越してきて約1ヶ月、
色々と気になる点はあったのですが
彼女を自由にさせる分、
自分も自由にさせてもらえばいいやって思っていたんです。
それに
伝えた後の生活が気まずくなるもの
なんか嫌だなぁと思っていたのですが
寝不足が続き
自分が我慢する割合が増えてきていたんですよね。
その時に、ふと思いました。
私が職場の同僚に対して
「言ってもらわなきゃわからない」
と感じるように
ルームメイトに対しても、私が伝えない限り
伝わらないんだということに。
それに
その不満を抑え込んで接することが
自分ではできていると思っていたとしても
その不満がなくならない限り、
表情や態度、言葉の節々からその不満が滲み出てしまうだろうな
ってことも思ったんです。
「この人はなんで機嫌が悪いんだろう」
「自分に対して、何か不満を持っているんだろうか」
仮に、そうじゃなかったとしても
そういう人が一人家にいるだけで迷惑だし、失礼だなと思ったんです。
それに気がついた時に
やっと伝える勇気が出て
置き手紙を残すことにしました。
言葉で直接伝えるのがいいのは分かってはいるけれど
いざっていう時に
言いたいことが言えなくなってしまう自分の性格と
LINEで伝えるのは
どうしても冷たい感じがするなと思って
手書きという手段を選びました。
ルームメイトとその後の関係性
置き手紙を残して
ドキドキして家を出てから、
面白いことが起こりました。
バス停で大屋さんと鉢合わせて
少しお話しすることができました。
実は大屋さんには一度相談したことはあったのですが
やっぱり自分で言いますって伝えて、保留にしていたんです。
でも、流石に今回の件は見逃せないと思って
手紙を残してきたことを伝え、
今後のことについても、ちょっとだけお話しすることができました。
なんか、こういうのって、
もう行動した時点で色々解決に向かうんですよね。
面白いことに。
ルームメイトも
置き手紙を見つけてすぐLINEしてくれたようで
その真摯な姿勢に心が少し和らぎました。
気になっていた
朝準備をするときの会話も
通常のボリュームよりは少し下げてくれる配慮も感じられて
改善されました。
昨日はキッチンで食事を作る時間帯が重なったけど、
その時もいつも通り。
伝えて良かったなぁと思いました。
でも・・・
料理好きな彼女が
何やらまた新しいものを購入していました。
ブレンダー・・・。
朝、それでスムージーを、作るのかな(音、かなり、でかいね)。
自分満たしをするために
生活環境がいかに大事かを改めて学んだと同時に
家族でも友達でも恋人でもない人との
シェアハウス生活も
限界が近づいているということを感じました。
やっぱり、何はともあれ、自分を満たす。
話は戻り。
職場の彼女のことをマネージャーに相談して
気持ちを改め出勤して行った次の日。
彼女が目を合わせて挨拶をしてくれました。
通常運転に戻りました。
マネージャーは彼女とは10年以上、一緒に仕事をしているので
彼女がどんな人か分かっています。
私も、彼女が健康上の問題を抱えているのも知っているし
彼女のことが嫌いな訳でもありません。
「Azumi、これやってくれる?」
と手を添えて言ってくれる時もあります。
すごく責任感が強い人なので
人一倍、こうしなきゃがが強いんだろうなって思います。
でも、それをやらなきゃいけない訳ではありません。
マネージャーも、彼女がその仕事をしなきゃいけない
なんて、思っていません。
やらなきゃいけないと思っているのは、彼女自身。
「自分がイライラするのは、何か我慢をしている時なんだ」
ってことに
私自身気づいてからは
「彼女ももう少し気楽にやればいいのに」
と思って見ていました。
もちろん、スマホを触ることは良いことではありません。
それは反省すべきことです。
だけど、もう少し、他の同僚とおしゃべりを楽しんだり
してもいいと思うんです。
そんなことを考えるようになりました。
でも、その彼女って
私の身近にいる人にとってもよく似ていたんですよね。
・・・
そう、過去の自分自身です。
鏡に映された
ちょっと前の自分を見ているようだと思いました。
彼女が、自分満たしをできていないとどうなるか
を見せてくれました。
ありがとう。
それに、
やっぱり私はそんな彼女のことも好きなんだなぁ
と自分の中で温かい気持ちが湧いてくるのも感じました。
文章を書くのっていいね。
いつか、これを手紙に書いて彼女に渡そう。
そして彼女を喜ばせるために、仕事に前向きに取り組もう。
残りの2ヶ月、大事に過ごすぞ。
おしまい。
コメント