私はシューターじゃなかった。私の役割はあなたを活かすこと。

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私のアシストパスで
仲間の放ったシュートが決まり、
その仲間が、笑顔で戻ってくる。
私はそっと手を差し伸べ、ハイタッチを交わす。

──私は、その光景が見たかったんだ。

みなさん、こんにちは。

突然ですが

私の理想とする世界の映像が、パッと思い浮かびました。

そしてそれは

学生時代にバスケットをしていた

過去の自分の姿と重なったのです。

今日は今後の自己実現と、バスケをしていた時の私について

書いてみようと思います。

思い出したきっかけ

きっかけは

みゆふぁむの新企画である

「アーティスト性を深ぼるインタビュー」を受けたことでした。

元自己理解コーチのみゆさんと現役自己理解コーチのひろきさんによる

才能発掘企画。

私の”変態性”を言語化してもらえる

なんとも贅沢すぎる時間でした。

そこで私は

「抽象化して、より多くの人に届ける変態」

であることが、判明したのです。

着想の新事実

私自身は具体が好きだとずっと思っていたので

抽象は苦手だとも思っていました。

だけど、みゆさんから聞かれた一言。

「あずみん、着想がTOP5に入っているし、本当に具体好きなのかな???」

(ん・・・?!)

着想っていうのは

具体を抽象に、そして抽象を具体に、

その行き来をするのが得意な資質なんだそうです(初めて知った)。

どちらかというと

具体を抽象にして

「これってつまりどういうことなのか?」に変換して

学びを薄められる才能なんだとか。

だから

私があらゆることに興味を持ち

学びだと思えているのは

「具体的な出来事を抽象化する」

というプロセスを踏んでいるからなんだと。

「むしろ、あずみんは抽象化が得意なんじゃないかな?」

(えっ・・・?!)

終始、言葉を失っている私でしたが

言われてみると、このブログの写真の選定なんか

まさしくそう。

例えば、今回の場合は

・ハイタッチをする描写

・ネットを揺らすボールとバスケットゴールの写真

なんかを最初は考えていました。

だけど、どちらもしっくりこず。

最終的にはバスケットコートと文章で補足する方法に

落ち着きました。

私がやっているのは、

抽象化に留めることで

読み手が読み手自身で想像力を膨らませ

自分ごととして解釈する自由を与えている。

つまり

『抽象化することで、余白を残す表現をしている』

と言ってもらえたんです。

・・・

書きながら思ったけど、

↑この説明も

具体→抽象をやっていますね。

自分が自然とやっていることって、本当にわからない…。

私ってこんなことやってたんだ、と

初めて自覚できた時間でした。

変態性を活かせそうな、私の新たな自己実現

「具体で語れる好きがないことが、コンプレックスなんです」

という悩みからスタートした会話が

「幅広く興味を持てること」

それこそが私の才能ではないか

という結論になりました。

ひろきさんから言ってもらったフィードバックの中では

サービスの提供側は

どうしてもターゲットを具体で考えてしまう。

だからこそ、あずみんができることは

“対象者を広げてあげること”

なんじゃないかと言ってもらいました。

つまり、誰かの応援をするということ。

それって、例えるならば、”いいジャイアンだよね”、と。

お前の勝ちは、俺の勝ち。

お前の喜びは、俺の喜び。

(人を勝たせるって、なんだかかっこいい・・・。)

ふと思い出した、プレーをしていた時のこと

ひろきさんとみゆさんが言ってくれた言葉で

学生時代にバスケットをしていた時のことを

急に思い出したんです。

私がプレーをしていた時に

一番好きだった瞬間は

私のアシストパスで

仲間がシュートを決める瞬間。

私は、ポイントガードだったり、シューティングガードだったり

(補足:スラダンで言うと、宮城リョータ、あとは仙道とかのイメージかな)

ゲームメイクをするポジションだったので

それぞれの仲間の良さを生かすために

自分がチャンスをつくることを期待されてました。

例えば

ミドルレンジからのシュートが得意な仲間を活かすために

自分がドライブで切り込んで

ディフェンスを引きつけてパスを捌いたり、

3Pシューターの先輩が

気持ちよくフリーでシュートを打てるシナリオを考えて

自分の動きをきっかけに、仲間の動きを誘導したり。

そうやって仲間の良さを発揮させて

シュートまで繋がった瞬間が

めちゃくちゃ好きでした。

正直、私はチームで一番上手かったので(←この時の自己確信は上位な気がする)

自分でもガンガン点を取りに行くし

3Pも決めます。

だから、体力や気持ちの面で

自分に余裕がない時は

周りの期待が重たくって

「自分の魅せ場くらい、自分で作れよ」

って思ったときもありました。

(自分のチャンスは自分で作れるからこそ。)

だけど、

私が3Pを決めるよりも

そのシューターの先輩が決めた方が

ベンチも含めて

チームがグッと盛り上がったんです。

そして、その場面は私しか作り出すことができないものでした。

シュートを決めた後に、

仲間が私に向ける笑顔

それも私しか味わえないものでした。

それは、個人プレーで完結した時には

得ることのできない喜び。

私自身がやっていて喜びを感じられて

監督や仲間からも期待されていたこと。

これが、私がコートでやっていたことでした。

これからの私

「今までシュートを頑張っていたのを

パスに切り替えてもいい、

そう思えた時間だったんじゃないかな。」

みゆさんにそう言われて

自己実現もおんなじだって思いました。

振り返ると

一時期、片付けコンサルを目指していた時は

片付けた後に、ファッションが得意なあの仲間に

繋ぐことができるなぁ〜って考えていたり、

大好きな仲間が自己理解コーチになるって報告してくれた時は

片付けをした私のお客さんをあなたに繋げたい!!!

って言っていたり。(←まだ、片付けコンサルやってないのにw)

いつも、好きな仲間にどう繋げるかってことを

考えていました。

それに

私のワクワクが一番高鳴る時は

いつも

「着想×未来×親密」が

働いた時。

だから、仲間と何かやるって時に

ワクワクを感じることは自己理解を経て分かっていました。

だとしたら、自分のサービスがなくても

いいかもしれない。

仲間を勝たせる。

私の自己実現、大きく変わる予感。

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