みなさん、こんにちは。
Azumiです。
今日もビーチが目の前に広がる、お気に入りの場所で
文章を書いています。
時間は午後5時。
砂浜で過ごすには、まだまだ暑い時間帯です。
バンクーバーの日差しはとっても強く
紫外線は日本の7〜8倍と言われているんですが
日陰に入ると風も吹いていて、とっても気持ちいいんです。
仰向けになって
ゆらゆら揺れる木々と
葉っぱの隙間から降り注ぐ木漏れ日を眺める時間。
とっても癒されます。

バンクーバーは空港からも近いので
飛行機が飛んできたり
カモメやギースが飛んできたり。
今日はお兄さんがアコースティックギターを弾いていて
BGM付きです。
もう少し近くに移動しようかな。
バンクーバー生活も残りわずかとなってきました。
あと、1ヶ月ちょっと。
会いたい人には連絡して、やりたいことをやりきる。
先日、久しぶりに友達のPと会いました。
Pとは、アメリカに留学した時からの友達で
バンクーバーに住む、唯一の知り合いでした。
彼はベトナム出身でとっても面倒見が良く
こちらに来たばかりの頃は
生活に慣れるまで色々助けてもらいました。
冬の間は暫く会っていなかったのですが、どうしてるかなぁ〜と思って
久しぶりに連絡したら、ビーチから徒歩5分の位置に引っ越していて
海壁の歩道を案内してくれました。
彼はお金を使わずに、自然を楽しむ天才。
その日も散歩している途中、
Blackberryの実が生い茂る場所に連れて行ってくれて
ちょうどいい熟れ具合のベリーを沢山積んでは
食べさせてくれました。
いつも来ているビーチですが、
人が多いエリアのその先へは進んだことがなく
西へ西へ。
人が少なく、カラスの多いエリアに入って行きました。
“Hi, Crows!” と挨拶をしながら、彼はどんどん進んでいきます。
繁殖期のカラスに追いかけられたことで
カラス嫌いになった私に
「大丈夫、一度挨拶すればお友達だよ!」って教えてくれました。
私も、おそるおそる、小さな声で挨拶しました。
一人だったら、来なかったであろう景色。
まだまだ知らない場所がたくさんあります。
やっぱり、持つべきものは友だなぁって思いました。
最近、別の友達がケベックやモントリオールに旅行に行っていたり、
バンクーバーに来た人の多くは、大体バンフに行っていて
私も日本に帰る前にどこかしらに旅行しようか(すべきなのか)、
彼に「どう思う?」って聞いてみたんです。
彼の答えは、ノー。
“You don’t need to.”
バンクーバーは Island がたくさんあるし
バンクーバー周辺でも楽しめる場所がたくさんあるよ、と。
確かに、その通り。
バンクーバーでどれだけ楽しめているか?
と聞かれたら
まだまだ知らないエリアだらけ。
そういえば、カナダ人もバンフ行ったことないって
言ってたっけ。
もともと私は、限られた時間の中で
せかせかと移動する旅行が大して好きではありません。
それに観光地に行くなら、誰か親しい人と楽しみたい。
ひとり時間を静かに楽しむ目的地としても、今回は違う(気がする)。
私はローカルの人がおすすめするエリアを散策するのが好きだから、
これでいいんだなぁって思いました。
旅行も行ったし(日本)。
また、「みんなが言う行くべき」という外側の声に
心揺らいでしまいました。
同じ価値観を共有できる彼の一言で
「そうだよね!」と納得したので
今回旅行は辞めました。
Enjoy the moment.
この充実した時間、毎日を、大切にしていけばそれでいい。
高台の彼のお気に入りの場所で
お互い持ち寄ったベリーやチェリーを食べながら
そんな話をしました。

おすすめのサンセットビーチも教えてもらったので
次の休みに行ってみようと思います。
帰り際に
「そういえば、僕たち出会って10年になるんだよね」
という話をしていた時
お互いの誕生日の話になりました。
「Pの誕生日はいつ?」って聞くと
「僕の誕生日はいっぱいあるんだよね…笑」
と言われました。
正式な誕生日が分からないそうです。
日本だったら大問題ですね(笑)
だから、家族が選んだ日、好きな日を自分で選ぶんだとか…。
年までも変えてもいいそうです。
「一応5月20日」と、教えてくれました。
これからは、挨拶を「Happy Birthday」 にしようかな(笑)
毎日がHappy Birthdayっていいよね。
「生まれてきてくれてありがとう」って感謝を伝える意味で。
おしまい。
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